喘息も薬で抑えるだけでは治癒しない、欧州では原因治療で根本治癒

病気が薬で治らないのはただ症状を抑えているだけだからというお話は以前からしていますが、その分かりやすい例をご紹介したいと思います。

先日喘息の患者さんが健康相談に見えました。ずっと薬を飲んでいても、治らないので相談に見えたのです。喘息は、肺や気管支系がけいれんを起こしている状態で、そのけいれんによって気道が狭くなっているのです。要するに空気の通り道が凄く閉じてしまうわけです。

喘息が起きると息が出来ないのはそのせいです。現代医学では当然気管支拡張剤を処方されます。気管支拡張剤はけいれんしている気管支をリラックスさせる薬で、スプレーすると気管支が開いてくれて息が出来るようになる訳です。しかし、気管支が開くのは一時的な現象です。気管支拡張剤は化学医薬品であり、体内に入った瞬間、体はそれを異物と判断し、体はそれを排除しようとします。

おそらく2時間後にはすべての化学物質が除去されているでしょう。なので、またけいれんが起こり,気管支拡張剤をスプレーしなくてはいけない状態になってしまいます。結局喘息の患者さんは、一日中スプレーを手放せないのです。

しかし、いくらスプレーをしても、気管支拡張剤では喘息を治すことは出来ないのです。薬で無理矢理けいれんしている気管支をこじ開けているのです。でも,その働きは局所的で、生体を支配する命令系統の上位には影響しません。

上位から気管支を開け!という命令が来なければ、気管支はまたけいれんしてしまいます。どうして,けいれんしてしまうのか、その根本的な原因を考えてそれを解決しなければ喘息は何度だって繰り返されるでしょう。

治癒するというのは、病気の根源的な問題を解決して、症状が繰り返し起きなくなることにほかなりません。薬をやめると症状が戻ってくるようであれば、それは治癒ではなく,症状を抑えているにすぎないのです。

なので、現代医学は対処療法といわれるわけですし、薬はほとんどが病気の治癒をもたらすものではないということがなんとなく分かってきた人もいるのではないでしょうか。

もちろん急性疾患や重篤な感染症、あるいはあるレベルまで進行が進んで痛みが我慢できない場合など薬が必要なケースはもちろんあります。

しかし,日本においては、現代医学の薬は今の10%から20%で十分で、あとはそれよりも自然医学や生活習慣を改善する方が良い結果が出るということを、日本以外の先進国が既に証明してくれています。

アメリカは日本と同じ現代医学に偏った医療をしていましたが、その過ちを政府が認めて、国民に予防医学や自然医学を推奨しました。そして初めてがん患者や病人が減ったのです。

日本は政府が動けないと説明されました。国民は今までの医療の常識が間違っていることを伝えられていない状態なので、気づかないし、わかりませんよね。