アトピーは皮膚を治療するより自律神経など生体内の原因から完治させる

肌は内蔵の鏡であるという言葉を聞いたことがある人もいると思います。

生体になにか問題が起きたとき多くの場合皮膚の表面に症状が現れます。そして,ほとんどの人は表面に出た炎症を薬で抑えて、これで治ったと思うのでしょう。でも、皮膚の炎症は多くの場合身体の内部にあるのでこれで問題が解決する訳ではありません。

根本の原因を解決しなければ、いずれ次ぎに弱いところが異常をきたし、同じことを繰り返すでしょう。そうやって目に見える表面だけをあちこち薬で抑えているうちに根本的な体内の故障がさらに進むのです。

皮膚に発疹が現れるのは、体内の解毒システムがうまく機能していないのが原因です。毒(薬、合わない食べ物など)が多すぎれば、肝臓や腎臓だけでは完全に解毒が出来ないため、あるいは腸に毒が溜まるために皮膚の細胞に影響して発疹するのです。

生体は体外に毒素を排出しようとして最も外界に近い皮膚に発疹を出させているのです。多くの人はそのメカニズムを知らないので、例えば,両肘にアトピーが出たら肘にステロイドなどの薬を付けて肘に限定して問題を解決しようとします。しかし、両肘に現れている発疹が問題ではなく体内の解毒システムの機能を治すにしろ、そもそも毒を摂りすぎているという原因を正さなければ問題は根本的に解決しない訳です。

たとえステロイドでその炎症を抑えてもいずれ別の場所に症状が現れるか、同じ場所で繰り返すか、いずれにしても症状は激しさを増して戻ってくるでしょう。初期の段階で体内の原因に気づけば治すのはより簡単だということはお分かりでしょう。的外れな対処療法を繰り返すから生体内の問題がより大きく深刻化していくのです。

そうなると次に症状が出るところはどこだと思いますか?

正解は肺です。肺は外界と直接つながって酸素を取り込む器官です。外界とつながっている大きな器官は体外に毒素を排出しやすいのです。ステロイドを使いすぎて皮膚が硬くなってしまうと生体は呼吸を通して肺から酸素を排出しようとします。

血液中にある毒素を肺に運び肺から息を吐く時に排出します。ただ、肺はとても複雑な器官なので皮膚よりもさらに敏感です。たくさんのレセプター(受容体)を持っているので排出すべき毒素が肺に入っても、一部がレセプターにくっついてしまうと体外に排出されないまま肺に残るのも多く存在します。それが刺激となり喘息などの咳の症状が現れるのです。

子どもの喘息は多くの場合、皮膚病を薬で抑えてしまったことからスタートしているといっても過言ではありません。症状が小さすぎて見過ごしているケースもあるかもしれませんが、皮膚に異常がないままいきなり喘息の症状が現れる子どもはほとんどいません。

子どもの皮膚に炎症を見つけたらその子の体内で問題が起こっているサインだと思ってください。ステロイドで炎症を抑え続けているといずれいたい目にあう可能性があることを知っていてほしいと思います。

要するに、アトピーや皮膚の発疹は、生体内に何らかの異常が起きていることを知らせるシグナルなのです。なので、発疹を過小評価してはいけません。発疹が出たら生体全体の問題としてとらえるべきだし、生体全体を見直し、治療することが必要なのです。

特に生活習慣を見直した時に、心当たりがある場合は注意してください。